配偶者控除見直しも…働き方改革、自民党で議論開始[2016/09/14 19:04]

 自民党で「働き方改革」の議論がスタートします。「同一労働同一賃金」の導入や女性の社会進出を後押しするため、「配偶者控除」の見直し等を議論します。

 茂木政調会長:「日本経済の再生には、人口減少問題などへの対応が不可欠にもかかわらず、より柔軟な働き方への環境整備が遅れている。女性、高齢者などの潜在的な能力が十分、生かされていない」
 自民党は「働き方改革に関する特命委員会」を設置し、15日から議論をスタートします。同一労働同一賃金の導入に向けた制度改正や長時間労働の是正のため、時間外労働の制限を厳しくすることなどが議題となります。さらに、女性の社会進出を後押しするため、配偶者控除を廃止するといった税制の見直しや保育や介護の分野で外国人労働者を受け入れることなども検討します。来年2月をめどに議論を取りまとめ、政府に提言する方針です。

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