衆院の憲法審査会長に森英介元法務大臣が内定[2016/09/16 00:05]

 自民党は、衆議院で憲法改正などについて話し合う憲法審査会の会長に森英介元法務大臣を充てる方針を固めました。憲法改正に向けた議論を進めたい考えです。

 自民党・森英介元法務大臣:「自民党草案については『封印して』と(下村幹事長代行が)言っておられた」
 自民党は、2012年に作成した党の憲法改正草案が「与野党が話し合ううえでの妨げになっている」として、憲法審査会では前面に出すことを避ける方針です。安倍政権での憲法改正に前向きな改憲勢力が衆参ともに3分の2を超え、憲法改正が現実味を帯びるなか、憲法の専門家ではない森氏を起用することで、野党の警戒感を和らげ、議論に呼び込む狙いがあります。

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