稲田防衛大臣が沖縄を初訪問 翁長知事らと会談[2016/09/24 17:37]

 就任後、初めて沖縄を訪問中の稲田防衛大臣は翁長知事と会談し、基地負担軽減の取り組みに理解を求めました。

 稲田防衛大臣:「周辺の自治体も理解を頂いているし、実際、沖縄の負担軽減にはつながると思う」
 アメリカ軍の北部訓練場は、ヘリパッドの移設工事が完了すれば半分以上が日本側に返還される予定です。しかし、オスプレイの騒音問題などが起きかねないとして、反対派の住民らと機動隊との間で衝突が繰り返されるなど混乱が続いています。こうしたなか、翁長知事は「十分な説明がなく、容認し難い状況が続いている」と政府の対応を批判しました。また、辺野古移設を巡る訴訟で翁長知事は、「県民の気持ちを踏みにじる不当なものだ」と、国側勝訴を不服として最高裁に上告した理由を強調しました。稲田大臣は「信頼関係を築くことが本質だ」と述べ、今後も沖縄県側と協議を進めていく考えを示しました。

こちらも読まれています