因縁の対決から立場変え… 安倍総理VS野田元総理[2016/09/27 11:49]

 衆議院では27日から代表質問です。因縁の直接対決から4年。攻守入れ代わって再び対決です。参議院議員のため27日は質問できない蓮舫代表に代わって、「蓮の花の下の『蓮根』の気持ちで支えたい」と語った野田幹事長が質問に立ちます。

 (政治部・原慎太郎記者報告)
 この後、本会議場で代表質問が行われます。約3年ぶりに本会議に登壇する野田幹事長は、蓮舫代表の思いを踏まえて質問すると強調しました。
 民進党・野田幹事長:「しっかり、党内の様々なこれまで積み重ねてきた議論や(蓮舫)代表の思い、そういうものをしっかり踏まえて代表質問に臨みたいと思います」
 野田幹事長は、4年前の党首討論で約束した議員定数の削減についてもただします。定数を10削減する法律は成立していますが、少なすぎるとして、さらなる削減を呼び掛ける考えです。また、憲法改正の議論を進めていく前提として、自民党の憲法草案の撤回を安倍総理大臣に迫ります。民進党としては、総理経験者である野田幹事長が正面から質問をすることで、安倍総理から前向きな答弁を引き出したいという狙いがあります。

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