中国が東シナ海のガス田の開発をさらに進めていて、日本政府は、新たに2つの施設で天然ガス生産の兆候とみられる炎を確認したと発表しました。
日本政府はこれまでに、日中の中間線付近で16基のガス田開発のための構造物を確認しています。このうちの2基で今月、新たに炎を確認したとして、外務省はホームページで写真を公開しました。
菅官房長官:「一方的な開発をすることは極めて遺憾で、直ちに外交ルートを通じて中国側に抗議した」
日中両政府は先月の首脳会談で、ガス田の共同開発に向けた協議を再開することで一致していましたが、中国側がこの流れに逆行した形です。
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