「生前退位」巡る有識者会議 専門家16人を選出[2016/10/28 05:51]

 天皇の「生前退位」を巡る2回目の会合が開かれ、今後、ヒアリングを行う専門家として、石原信雄元官房副長官やジャーナリストの桜井よしこさんらが選ばれました。

 この会合では、皇室制度や歴史、憲法に詳しい16人を選び、来月7日から3回にわたってヒアリングを実施することを決めました。公務の負担軽減策、天皇が高齢になった場合の退位の是非など、8つの項目について一人あたり30分、意見を聞く予定です。また、27日の会合では、公務の現状や歴史上の退位の例などについて、今井座長らが事務局から説明を受けました。出席者からは、公務のうち被災地訪問などの「公的行為はなかなか減らせないのではないか」などの意見が出たということです。

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