若狭議員「区議処分なら離党」 二階幹事長が不快感[2016/11/01 05:51]

 自民党の若狭勝衆議院議員が、小池都知事を応援した区議会議員の処分を巡って離党をちらつかせることに対し、二階幹事長が強い不快感を示しました。

 自民党・二階幹事長:「(若狭氏は)政治のことに関しては、ややまだ素人っぽいところがあると思うんです。離党だのなんだのと、とんがった話を、あちこちでしょっちゅうやるもんじゃないよ。注意しておきます」
 若狭議員は、小池知事を応援した7人の区議を自民党が処分したら離党すると牽制(けんせい)していました。二階幹事長はさらに、「若狭さんは自民党の懸命な支援がなければ当選は見込めなかった」と釘を刺しました。これを受けて若狭氏は、「幹事長が不快に思われたならば、非常につらいところだ」と述べました。しかし、改めて、自らの処分が軽いまま7人の区議だけが厳しい処分を受けるのは容認できないという考えを強調しました。
 自民党・若狭勝衆院議員:「区議に一方的に処分をするというのは、私としては受け入れられないと思っている。選択肢としては離党というのも当然あるというふうに思っています」
 若狭氏はさらに、自民党の東京都連が区議への処分を先送りしたことについても、一度決めた処分を手続きなしで変更する曖昧な対応ぶりを批判しました。
 自民党・若狭勝衆院議員:「(処分先送りは)通常はあり得ない話なんですよね。法律家としては、かなりがくぜんとしているというか…」

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