政府は2日、北朝鮮に対する日本独自の制裁を強化することを正式に決定します。
北朝鮮が核開発や弾道ミサイルの発射を繰り返しているため、政府は独自制裁の強化を検討してきました。具体的には、朝鮮総連の幹部が北朝鮮に渡航した場合に日本への再入国を禁止する対象者を拡大します。国連の安全保障理事会が新しい制裁決議を採択したことを受けて、NSC(国家安全保障会議)を午前に開いたうえで、追加の制裁を閣議了解する方針です。日本だけでなく、アメリカや韓国も独自の制裁を強化する見通しで、国連決議とタイミングを合わせることで国際的な圧力を強める狙いがあります。
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