「議論深め形作る年に」安倍総理　憲法改正に意欲[2017/01/05 17:01]

　安倍総理大臣は自民党の仕事始めの会合であいさつし、「今年は憲法改正の議論を深めたい」と意欲を示しました。

　安倍総理大臣：「新しい時代にふさわしい憲法はどんな憲法か。今年はいよいよ議論を深め、段々、姿・形を表していく、私たちが形作っていく年にしていきたいなと」
　安倍総理は、今年の干支（えと）にちなんで、「大きな変化、新しいことが始まる年だ」と述べ、同じ干支だった1957年に日米安保条約の改定に向けた動きが始まったことを指摘しました。そのうえで、今年は憲法改正に向け、「それぞれが責任を果たしていくことが求められている」と呼び掛け、今月20日に召集する通常国会で議論が進むことに期待感を示しました。一方、衆議院の解散・総選挙については、これまで酉（とり）年に行われた選挙の例を挙げて、「常在戦場の気持ちでともに身を引き締めていきたい」と述べました。