民進、歴代人事課長を追及 天下りあっせん問題[2017/01/27 17:25]

 民進党は文部科学省の歴代の人事課長を国会に呼び、天下りあっせんの問題を当時から知っていたのではないかと追及しました。

 民進党・小川衆院議員:「あっせん行為、人事課の加担含めて、当時からそうした事実はあったという認識でよいか」
 文科省・常盤高等教育局長(元人事課長):「現在、全容解明のための調査を行っているところなので、調査がまとまったらお答えするお時間をちょうだいしたい」
 民進党・小川衆院議員:「ちゃんと答えて下さい。知ってたのか知らなかったのか」
 文科省・常盤高等教育局長:「全容解明調査を行っているので、お時間をちょうだいしたい」
 民進党は、天下りあっせんの中心的な役割を担っていた文科省OBに対し、文科省が書籍の購入などを通じて報酬を支払っていたのではないかという疑惑を指摘しました。しかし、政府側は「調査して報告する」と繰り返すだけで、議論はかみ合いませんでした。予算委員会では27日午後、2016年度第3次補正予算案が可決しました。27日中に衆議院を通過する見通しで、政府・与党は31日の成立を目指しています。

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