給付型奨学金で支援 安倍総理、児童養護施設を訪問[2017/02/19 19:01]

 安倍総理大臣は山口県の児童養護施設の記念式典に出席し、来年度から始まる「給付型奨学金」の制度などを通じて困難を抱えた子どもたちを支援していきたいと話しました。

 安倍総理大臣:「いくら厳しい、あるいは貧しい状況であったとしても、望めば進学できる。学校教育をしっかりと、高等教育も受けられる。そういう仕組みを作っていこうということで、いよいよ給付型の奨学金をスタートします」
 安倍総理は19日午後、山口県下関市で開かれた児童養護施設の記念式典に出席しました。そのなかで安倍総理は、大学生などが返済不要で利用できる給付型奨学金について言及し、児童養護施設の出身者には来年度から先行して奨学金を支給することなどを訴えました。給付型奨学金制度は2018年度から本格実施され、安倍総理は「様々な困難を抱えている子どもたちを支援をしていく」と強調しました。

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