自民、小池知事と“対決姿勢” 都議連が総決起集会[2017/04/11 11:49]

 7月の東京都議選に向けて自民党都連は11日に事実上の総決起集会を開き、小池都知事との対決姿勢を鮮明にする方針です。

 (政治部・前田洋平記者報告)
 自民党都連が11日の集会で配る公約の骨子は、赤字で大きく「豊洲市場への早期移転!」となっていて、小池知事の判断引き延ばしを批判しています。また、「劇場型政治にピリオドを打ちます」と小池知事に対してあてこすっています。自民党としては、豊洲市場の移転を前面に押し出すことで「施設の維持費などで税金が垂れ流しになっている」と強調するのが狙いです。この問題では自民党が優位に戦えると判断しています。一方で、自民党都連は11日の集会に小池知事に招待状を出しました。表向きは都知事とも手を結ぶ用意があると見せることで、劇場型政治を作り出しているのは小池知事だと演出するのが狙いです。「集会に来るも来ないも小池知事次第だ」と強気の姿勢ですが、小池知事を超える発信力を持てるのかが課題です。

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