加計問題 戦略特区の民間議員「総理から要請ない」[2017/06/14 05:57]

 加計学園の獣医学部新設を巡る問題で、国家戦略特区諮問会議の民間議員が会見し、「総理から要請はなかった」と反論しました。

 国家戦略特区諮問会議民間議員・竹中平蔵氏:「この政策判断のなかで、総理自身から特別の優遇をしろとか要請はなかった。そんなことを総理がおっしゃるのは、政策に関わってきた人間の常識としてあり得ない。一点の曇りもないプロセスだった」
 竹中氏ら民間議員は、獣医学部の新設を1校に限定したのは「獣医師会が強く求めたため」と説明しました。民間議員は当初、1校に限ることに否定的でしたが、規制に突破口を開くために受け入れたということです。そのうえで、愛媛県今治市が長年、提案を続けていたことや四国に獣医学部が存在しないことを踏まえて「妥当だと判断した」と強調しました。

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