特区めぐり自治体トップら「怯むことなく改革を…」[2017/06/27 13:32]

 加計学園の問題で国家戦略特区制度に批判が高まっていることを受け、特区に指定されている自治体のトップらが「ひるむことなく、改革を進めてほしい」と山本規制改革担当大臣に緊急提言しました。

 黒岩神奈川県知事:「特区は岩盤規制を突破するドリルだ。規制を突破するためには大きな力がいる」
 山本規制改革担当大臣:「特区の成果が上がれば全国展開が望ましい。死んでもやる、決してひるまない」
 緊急提言を行ったのは神奈川県の黒岩知事や愛媛県今治市の菅市長ら、特区に指定されている全国11カ所の自治体トップや国家戦略特区に関する諮問会議の民間議員らです。提言では「獣医学部新設を巡る議論によって岩盤規制改革が一歩たりとも停滞すべきでない」として、政府に引き続き規制改革を進めるよう求めました。また、文部科学省の前川前事務次官が「行政がゆがめられた」などと批判していることを受け、諮問会議の民間議員は「非常に違和感がある。今回、特区でゆがみを正した」と反論しました。

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