自衛隊が落下地点の捜索を検討 北朝鮮ミサイル発射[2017/07/04 11:45]

 4日午前9時40分ごろ、北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました。ミサイルは、平安(ピョンアン)北道バンヒョン付近から日本海に向けて発射され、約40分間、飛んだ後、日本のEEZ(排他的経済水域)内に着水したとみられます。総理官邸から報告です。

 (政治部・藤川みな代記者報告)
 政府はNSC(国家安全保障会議)を開いて情報の分析にあたりました。自衛隊などがミサイル落下地点の捜索を検討しています。
 安倍総理大臣:「北朝鮮がまたもや弾道ミサイルの発射を強行しました。度重なる国際社会の警告を無視するものであります。今回のミサイル発射は、さらに脅威が増したことを明確に示すものであります」
 また、安倍総理は7日からドイツで行われるG20サミットの機会に日米韓3カ国の首脳会談を行うほか、各国の首脳に対して北朝鮮問題で連携を訴える考えです。また、菅官房長官によりますと、現時点で被害の情報は入っていません。そして、政府関係者は今回のミサイルは通常より角度を上げてより高く打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射された可能性が高く、5月に発射されたものよりも飛行時間が伸びていると分析しています。

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