舛添氏巡るフジ番組 BPO「放送倫理上問題ない」[2017/07/05 00:05]

 フジテレビが舛添要一前東京都知事の家族を取材した方法を巡り、BPO(放送倫理・番組向上機構)は、放送倫理上の問題があるとまではいえないとする見解を発表しました。

 フジテレビは去年5月、当時の舛添都知事の政治資金流用疑惑を取り上げた番組で、妻の雅美氏が代表を務める会社に舛添氏の政治団体が家賃を払っていた問題を放送しました。雅美氏は自宅前での取材を巡り、2人の子どもの肖像権侵害を訴え、子どもの撮影に抗議した様子を取材拒否したかのように放送されたとして名誉毀損を主張しました。BPOの放送人権委員会は、肖像権侵害は認められず、放送倫理上の問題があるとはいえないとした一方、工夫の余地はあると指摘し、今後に生かすようフジテレビに要望しました。フジテレビは「要望を真摯に受け止め、今後の番組制作に生かして参ります」とコメントしています。