防衛省内混乱の責任とり 稲田大臣きょう辞任へ[2017/07/28 10:30]

 稲田防衛大臣は、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報問題に関して、防衛省内の混乱などの責任を取り、28日に安倍総理大臣に辞表を提出する見通しです。

 稲田防衛大臣:「(Q.大臣、総理に辞表は提出されるんですか?)…」「(Q.大臣、どうして何も答えられないんですか?)…」「(Q.大臣、国民の皆さん大変関心持ってますよ?)…」「(Q.誠実な対応と思われますか?)…」
 南スーダンPKOの日報問題を巡っては、これまで陸上自衛隊内で「破棄済み」とされていた日報が保管されていたことが分かっていて、特別防衛監察が行われています。このことを稲田大臣は「知らなかった」と話していますが、複数の関係者は「稲田大臣にも保管の事実を伝えていた」と監察本部に答えていて、この食い違いが28日に発表される監察結果にどう記されるかが焦点です。稲田大臣は防衛省内の混乱などの責任を取り、28日に安倍総理に辞表を提出する見通しです。

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