迷走する「希望の党」 人事問題どうなった?[2017/10/27 16:57]

 民進党の迷走が続いています。前原代表が両院議員総会の場で辞任すると表明しました。一方、希望の党は共同代表の人事を巡って紛糾しているようです。

 (政治部・白川昌見記者報告)
 (Q.希望の党の人事問題は、共同代表という形ではなくなった?)
 希望の党の会合は27日午後も議員会館で続いていますが、人事を巡っては様々な構想が浮上し、まさに迷走を続けました。国会議員団の代表となる共同代表には様々な名前が挙がりましたが、結局は誰も置かないという提案がなされました。そして、11月1日に行われる総理指名選挙では、希望の党で最も当選回数の多い渡辺周元防衛副大臣の名前を書くことが提案されています。幹事長には、民進党でも幹事長を務めていた大島氏を充てるとしています。ただ、これはあくまで暫定的な人事です。特別国会が終わった後には規約を改正したうえで、本格的な代表選挙を行うことにしています。ただ、この提案に異論が相次いでいます。「速やかに代表選挙を行うべきだ」という意見や「総理指名選挙を期数だけで選ぶのはおかしい」などという声が相次いでいます。本格的な代表選挙には、玉木衆院議員がすでに出馬に意欲を示しています。この後、午後5時をめどに小池代表も出席して、会合は両院議員総会に切り替えられる予定ですが、迷走ぶりが際立つ形となっています。
 (Q.民進党の前原代表が辞任を表明し、その話のなかで「一定の方向性が定まったら」という表現があったが、この意味とは?)
 民進党の会合は希望の党より1時間早い午後3時から行われていますが、こちらもまだ続いています。前原代表による過去の経緯の説明が続いていて「一定の方向性が何なのか」ということについては、まだ一言も語られていないということなんです。前原代表に対しては批判が相次いでいて、ある途中退席した議員は「見ていて痛々しいが、もはや信頼関係が崩れてた」と話しています。民進党内には「方向性を決める権限は前原さんにはない」「きょう、直ちに辞めるべきだ」という意見が強くあります。いずれにせよ、前原代表は「11月1日の特別国会は新しい執行部で」と話していますので、週明けには辞任ということになりそうです。前原さんは希望の党に移るとみられているということもあり、怒りの声は収まっていないという状況です。