安倍政権はまず「信頼回復」 野党は森友加計で抗戦[2017/11/01 17:04]

 第4次安倍内閣が発足します。憲法改正もありますが、政権運営をこれからどうやっていくのでしょうか。

 (政治部・中丸徹記者)
 (Q.今後の政権運営は?)
 今回の選挙で与党は衆議院の3分の2を占める結果となりました。一見、向かうところ敵なしとも見えますが、政府・与党のなかには選挙で感じた安倍1強への国民の不満、これに対する懸念の声が多くあります。なので、当面は大きな国政選挙はないわけですが、丁寧な政権運営を心掛けて国民の信頼を取り戻せるかが大きなポイントとなります。そして、憲法改正についても、これは一番の問題は国会議員による発議ではなくて、その後に行われるであろう国民投票で有権者の過半数の支持を得られるかどうかということですので、こちらも同様に丁寧に、そしてゆっくり議論を進めて国民の理解が進むのを待つという構えです。

 (政治部・白川昌見記者報告)
 (Q.スケジュールありきではないという憲法改正については総理も発言をしているが、最近は「謙虚に」という言葉が非常に目立って逆に気になるが、これに対して野党はどう対峙していく?)
 野党としては、安倍政権にまさに国民の信頼を取り戻させないことがポイントになります。森友学園や加計学園の問題についても、選挙で勝ったからといって決して国民が納得したわけではないと追及を続けます。加計学園については、この国会の会期中に認可が下りるとみられていて、野党側はそのタイミングで集中審議などを求めていく考えです。そして、立憲民主党や希望の党、民進党が合同で追及チームを立ち上げるという構想も浮上しています。そして、与党側が野党の質問時間の削減を検討していることについても、森友・加計疑惑隠しの一環ではないかと徹底抗戦していく構えです。

 (政治部・中丸徹記者)
 (Q.会期が39日だが、12月までになった。これが決まった背景は?)
 ちょっとごたごたしていたように見えたと思いますが、実は与党の側も安倍総理大臣が丁寧な説明を心掛けていくと言った以上、国会の会期は長く取らざるを得ないなというふうには考えていました。ただ、外交日程が立て込んでいて、予算編成の影響などを考えて実際に具体的な日程がぴちっとはまるまでは、ちょっと短めに言っておいたということのようです。むしろ会期を長く取ることによって野党のごたごた、例えば安保法制、安全保障や憲法改正の議論が始まってくれば野党のなかの路線の違いが浮き彫りになって、結局、与党の追い風になるんじゃないかとすらみている向きもあります。