希望の党 安保法制めぐる議論で“違い”鮮明に[2017/12/01 23:34]

 希望の党では、安保法制の取り扱いなどを議論する安全保障調査会の初会合が開かれましたが、早速、容認派と見直し派の意見がぶつかりました。

 希望の党・玉木雄一郎代表:「運用によっては違憲の疑いがあるという指摘もあった、いわゆる安保法案です。必要な見直しがあれば、そこをまず議論して頂きたい」
 玉木代表が安保法制の見直しを含む検討を指示したのに対し、細野元環境大臣は「北朝鮮情勢が切迫しているなかで、早急な改正の議論をするべきではない」と待ったを掛けました。一方で、玉木代表と共同代表選を戦った大串氏は「集団的自衛権を認めるのはいかがなものか。個別的自衛権の在り方の議論を深めるべきだ」と安保法制を否定する考えを強調しました。党内では、安全保障を巡る考えの違いが党分裂のきっかけになるという見方も出ています。

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