「憲法改正に向け議論を深める」 安倍総理年頭会見[2018/01/04 23:26]

 安倍総理大臣は年頭の記者会見で、憲法改正に向けた議論を一層、深めていきたいと意欲を示しました。

 安倍総理大臣:「戌(いぬ)年の今年こそ、新しい時代への希望を生み出すような憲法のあるべき姿を国民にしっかりと提示し、憲法改正に向けた国民的な議論を一層、深めていく。そのような1年にしたい」
 そのうえで、「与野党にかかわらず、広い合意が得られることを期待されている」と各党に活発な議論を呼び掛けました。一方、緊迫する北朝鮮情勢については「寒さが一層、厳しくなっているなか、制裁の効果を注意深く見極めていく」と述べたうえで、「従来の延長線上ではなく、国民を守るために真に必要な防衛力の強化に取り組む」と強調しました。また、22日から開会する通常国会を「働き方改革国会」と位置付け、長時間労働の規制などを盛り込んだ関連法案の成立を目指す考えを示しました。

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