社民・吉田党首「党勢回復に至らず」反省の弁述べる[2018/01/26 07:04]

 社民党の党首選挙が告示されるのを前に、すでに退任の意向を表明している吉田忠智党首が最後の会見に臨んで「党勢回復に至らなかった」と反省の弁を述べました。

 社民党・吉田忠智党首:「私なりに全知全能を尽くして、これまで努力を重ねてきました。4年3カ月、私が党首として取り組んだことが残念ながら党勢の回復にはつながっていない」
 吉田氏は2013年に党首に選出されましたが、2016年の参議院選挙で落選。辞任する意向でしたが、周囲の慰留を受けて党首にとどまり、全国を回って市民との対話を重ねるなど党勢の回復を目指していました。吉田氏は「何とか党の再生、再建の思いを次の党首に引き継いでほしい」と強調しました。社民党の党首選挙は26日に告示され、又市征治幹事長が無投票で新たな党首に選ばれる見通しです。

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