不適切データは117件 裁量労働制めぐり野党攻勢[2018/02/22 17:27]

 裁量労働制を巡って117件もの不適切なデータがあることが分かり、野党が厳しく追及しました。

 (政治部・安間由太記者報告)
 野党側は、不適切なデータのもととなった調査資料が見つかったことを受けて、データの精査をしない限り、これ以上の審議には応じられないと迫りました。
 立憲民主党・逢坂衆院議員:「もしこれ以上、不備、不適切なデータが出るということになれば、私は厚生労働大臣の進退問題に関わると思いますよ」
 安倍総理大臣:「働き方改革については、希望する働き方ができるような仕組みを作っていくことが基本で、それをしっかりと厚労大臣として準備を進めてもらいたいと思っています」
 厚生労働省のデータには、一日の残業時間が45時間と書かれるなど、不適切なものが117件ありました。加藤厚生労働大臣は「できるだけ速やかに」資料の精査を進めると述べるとともに、今後、不適切なデータがさらに増加する可能性も示しました。一方で野党側は「誤ったデータをもとに法案を出すのか」と提出を見送るよう求めました。これについて、加藤大臣は「ひっくり返す必要はない」と述べ、予定通りに提出する考えを強調しました。ただ、与党の公明党からも「極めて不適切で猛省を促したい」といった声が上がっていて、今の国会の目玉である働き方改革法案の提出にはまだ時間がかかりそうです。

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