防戦一方の政権 自民党総裁選も風向き変わる[2018/04/12 11:51]

 森友学園への国有地売却を巡る問題や自衛隊の日報、そして、加計学園の問題も再浮上するなど、防戦一方の安倍政権に対して与党内からも厳しい声が上がっています。

 (政治部・小西弘哲記者報告)
 自民党幹部は「政権が追い込まれているという感覚はない」と強気の姿勢を崩していませんが、安倍総理大臣への風向きには変化が出てきました。加計問題を巡って、自民党議員は「総理秘書官だった柳瀬氏の主張はすぐに切り崩される」と危機感を示していて、与党内から「柳瀬氏の招致やむなし」という声も出てきています。国会を巡っては、働き方改革などの重要法案の成立も危ぶまれてきました。
 公明党・山口代表:「これは政府の側で色々と起きたことでありまして、政府が責任を持って、しっかり自らの守備範囲のことについてきちんと説明責任を果たしてもらいたい」
 また、あと半年と迫った自民党の総裁選でも、これまで確実視されていた安倍総理の3選が揺らぎ始めました。安倍支持とみられていた派閥幹部から「少し考えないといけない」と含みを持たせる発言が出てきています。安倍総理としては負の連鎖を断ち切り、再び求心力を高めることができるのか問われています。