イラク日報に「戦闘拡大」…整合性は? 野党が追及[2018/04/17 11:49]

 自衛隊によるイラク派遣の日報約1万5000ページが16日に公開されたことを受けて、国会では「戦闘が拡大」などと書かれていたことを野党が追及しました。

 (政治部・中丸徹記者報告)
 自衛隊の活動を「非戦闘地域」に限ったイラク復興支援特措法との整合性が改めて問われました。
 民進党・牧山参院議員:「イラク復興支援特措法に基づいた非戦闘地域に限定した活動だったという認識にお変わりはないか」
 小野寺防衛大臣:「国内治安問題にとどまるテロ行為、散発的な発砲や襲撃などのように組織性や計画性、継続性が明らかでなく、偶発的なものと認められ、それらが全体として国、または国に準ずる組織の意思に基づいて遂行されていると認められないものはイラク特措法にいう戦闘行為にはあたらない」
 一方で小野寺大臣は去年、国会で当時の稲田大臣が「ない」と答弁した日報が1年以上、経って示されたことは「シビリアンコントロールに関わりかねない重大な問題」だとして原因を調査すると約束しました。防衛省は今後も見つかった日報を順次、公開することにしていて、非戦闘地域を巡る同様のやり取りが国会で繰り返されることになりそうです。