柳瀬氏「3回面会」 「総理指示は一切ない」と断言[2018/05/10 11:49]

 加計学園の問題を巡り、柳瀬元総理秘書官は国会の参考人質疑で安倍総理大臣からの指示を否定しました。柳瀬氏はこれまで、愛媛県や愛媛県今治市の職員との面会は「記憶にない」としていました。しかし、県の職員が作成した備忘録には、学園関係者とともに面会した記録が残っていました。また、そこには獣医学部新設について「首相案件」という文言もあり、その真偽や柳瀬氏が面会した意図などが焦点です。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 柳瀬氏は「加計学園の関係者と総理官邸で3回、面会していた」と初めて認めました。「記憶にない」としてきた答弁の事実上の修正になります。
 柳瀬元総理秘書官:「加計学園の方、その関係者の方と面会した。私は今でも愛媛県や今治市の職員の方が同席者のなかにいたかどうかは分からないが、10人近くの同席者のなかで愛媛県や今治市の方たちがいたのかもしれない」
 また、「首相案件」という発言をしたかどうかについては、「そもそも首相という言葉は使わない」と否定しました。
 立憲民主党・長妻代表代行:「首相案件ということをおっしゃったのか」
 柳瀬元総理秘書官:「3年前、自分がどう言ったかって一言一句覚えているわけではない。私が申し上げたのは、総理が獣医学部の新設の解禁というのを政府として早急に検討していきたいと言った案件であると」
 また、安倍総理には「報告したことも、指示を受けたことも一切ない」と断言しました。ただ、柳瀬氏は「国家戦略特区で外部の人と会ったのは加計学園だけ」とも述べました。10日午後からは参議院での質疑が行われます。野党としては、安倍総理の関与の有無についてさらに追及する方針です。