IR実施法案が可決 付帯決議巡り野党議員が涙[2018/07/19 23:29]

 いわゆるカジノ実施法案が参議院の委員会で可決されました。国民民主党の提案で実現した付帯決議を巡り、野党議員がまさかの涙。一体、何があったのでしょうか。

 野党の怒号が飛び交う参議院の内閣委員会。しかし、その矛先は付帯決議案の内容を説明する野党の筆頭理事である国民民主党の矢田参院議員にも向けられました。「それでも野党議員か」とのやじもありました。国民民主党は法案には反対しましたが、ギャンブル依存症対策を強化するなどとした付帯決議案を提案し、与党も賛成して可決しました。しかし、立憲民主党などは反対していて、野党間の足並みの乱れが浮き彫りになりました。
 国民民主党・矢田参院議員:「これ(付帯)を1つ1つ付けることで、少しでも不完全なものを出す立法府の責任を果たしたい。そういう思いで読み上げていた時に万感の思いがよぎったということです」
 ある国民民主党の幹部は「同じ野党からのやじに耐えられず、涙を流したのだろう」と分析しています。

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