日中外相“北”制裁を継続 あすにも日朝外相接触か[2018/08/02 17:25]

 日中外相会談で北朝鮮問題での連携を改めて確認しました。シンガポールから報告です。

 (政治部・安西陽太記者報告)
 中国語で冒頭、あいさつをした河野外務大臣は、日中で北朝鮮の非核化に向けて協力していくことを呼び掛けました。
 河野外務大臣:「北朝鮮の問題をはじめ、日中両国が協調を強めていくことが国際社会の期待に応えるものだと思っております」
 王毅外相は会談後に「前向きに推進すべきで、米朝が接触を維持し、懸念を解決してほしい」と強調しました。3日には北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相もシンガポールに入る予定で、韓国や中国との会談も行われる可能性があります。ある日本政府関係者は、北朝鮮について「米朝会談があったため、去年とは注目度が違う」と話していますが、3日の夕食会も含めて日朝の接触について模索を続けています。この後、河野大臣は日韓外相会談に臨み、拉致問題の解決に向けて協力を呼び掛ける考えです。

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