石破氏の「正直、公正」 戦略めぐり軌道修正も[2018/08/27 11:47]

 自民党の総裁選挙です。安倍総理大臣は26日、出馬を表明しました。すでに出馬を表明している石破元幹事長と一騎打ちの構図になる見通しです。その石破元幹事長はこれまで掲げてきた「正直、公正」のキャッチフレーズを見直す可能性を示唆したものの、翌日に軌道修正するなど、戦略に揺らぎが見えてきています。

 (政治部・河村勇紀記者報告)
 二転三転したものの、この後の記者会見で配る政策集にも「正直、公正」のキャッチフレーズが表紙に書かれています。「安倍総理への個人攻撃は良くない」と批判され、一度は変更する考えを示したものの、石破派のなかには「安倍陣営に対しては効果がある」と強気の声もあり、そのまま使うことにしました。ただ、個人攻撃との批判に配慮して、今後は政策中心に訴える方針です。「地方創生を核に経済戦略を抜本的に改革する」として地方や中小企業中心の政策を打ち出します。一方、安倍総理は27日も福井県などを訪問して地方票の積み増しに余念がありません。また、麻生派など支持を得た派閥から政策提言を受け、早ければ今週中にも政策を発表する予定です。両陣営とも地方重視の姿勢ですが、石破派幹部は「総理が今さら、ばんそうこうを貼るように地方と言っても、こっちは何年もやってきている」と自信を見せています。