石破氏がスケジュールありきの「憲法改正」を牽制[2018/09/21 17:05]

 自民党の石破元幹事長は、安倍総理大臣が秋の臨時国会に憲法改正案を提出する意向を示したことについて、改めて牽制(けんせい)しました。

 自民党・石破元幹事長:「ちゃんとしたステップを踏まないままに、勝ったからスケジュール通りにやるんだ。それはまた党員のみならず、一般国民にしてみればもっと乖離(かいり)が起きるのではないか」
 さらに、石破元幹事長は「憲法改正の考えが違うと明らかなうえで党員の45%が自分に投票してくれた」と述べ、早急な改正案の提出に釘を刺しました。安倍総理は20日に「総裁選で力強い支持を得た」として、憲法9条の改正を含む自民党の改正案を来月末にも召集される臨時国会に提出する意向を示しました。一方、石破元幹事長は、憲法9条の改正よりも参議院の合区の解消や緊急事態条項に関する改正を優先するべきだと主張しています。

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