サマータイム2020年は困難 自民研究会で慎重意見も[2018/09/28 05:51]

 サマータイムの導入を巡り、自民党が研究会を立ち上げました。ただ、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年の導入は難しくなっています。

 会合では、サマータイムについて「明るいうちに会社が終わり、良いと思う」といった賛成意見が出ましたが、「システムエンジニアが対応できない」「コストがかかる」などと慎重意見も相次ぎました。
 自民党・遠藤元五輪担当大臣:「なかなか物理的にシステムの問題、それから国際交渉の問題、国民の世論の反応を見ていくと、なかなかそこ(2020年導入)は難しいのかなと」
 研究会は産業界などからヒアリングを重ね、サマータイム導入のメリットとデメリットについて今年度中に中間報告をまとめる方針です。一方、マラソンなどの競技時間についてはサマータイムの導入の有無にかかわらず、IOC(国際オリンピック委員会)などと協議を進めるとしています。

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