ふるさと納税「日本一」泉佐野市が総務省に猛反論[2018/09/28 17:10]

 ふるさと納税を巡って「豪華すぎる」返礼品を見直すよう求めた総務省の方針が波紋を広げている。寄付額「全国トップ」の大阪府泉佐野市が「特産品がないなか、重ねてきた我々のアイディアを踏みにじる」と猛反論した。

 大阪・泉佐野市・八島弘之副市長:「総務省が一方的な条件を押しつけていると理解せざるを得ません」
 波紋を広げているのは、寄付額の3割を超えたり地元産ではない返礼品など制度の対象から外す総務省の方針。
 野田総務大臣:「一部の人たちの突出した行動によって、本来のふるさと納税が目指していた姿が失われることになってしまう」
 改善するよう名指しされていたのは、泉佐野市だ。泉佐野市の返礼品を見てみると、タオルや野菜といった地元のものもたくさんあるが、広島産のカキや築地直送のマグロの切り落とし、オホーツク海産のホタテなど地元以外のものもたくさんある。ほかにも、全国からのお取り寄せが目白押し。この効果もあり、2017年度の寄付額は全国トップの135億円だったのだ。地元産以外の返礼品をそろえるのは人気を集める「三種の神器」がないためだという。
 大阪・泉佐野市・ふるさと納税の担当者:「肉・米・カニという『三種の神器』。こういった返礼品を用意する自治体に寄付が集まる状況があって、特産品資源の豊富な町とそうでない町に格差が生じてきました」
 野田大臣は28日午前の会見で釘を刺していた。
 野田総務大臣:「地場産品ないところってあまり地方では聞いたことがないですけど、ふるさと納税の返礼品に対する地場産品という考え方よりも、地方創生の担い手という意識で取り組んで頂ければいいなと思う」
 大阪・泉佐野市・ふるさと納税の担当者:「おっしゃる通りだと思いますけども、じゃあその産品が肉・カニ・米という『三種の神器』と戦っていけるかというのは別の問題なのかなと考えています」
 見直しを迫る総務省に対しては。
 大阪・泉佐野市・ふるさと納税の担当者:「地場産品に関しては我々がアイデアで積み重ねてきたこの取り組みを、言い方悪いですけど、踏みにじるような通知だと考えていますので、地場産品に関しては受け入れられないと考えています」