退任の小野寺前大臣に涙 “全員野球内閣”が始動[2018/10/03 11:46]

 安倍総理大臣が「全員野球内閣」と銘打った第4次安倍改造内閣の発足から一夜明け、新閣僚らが本格的に公務をスタートさせました。

 内閣府では職員が拍手で迎えるなか、片山さつき地方創生担当大臣らが次々と初登庁しました。3日午後にかけて、新旧大臣の引き継ぎなどが行われます。一方、防衛省では2度目の防衛大臣を務め終えた小野寺前大臣の離任式が行われました。
 小野寺前防衛大臣:「冷房のない宿営地を拠点に、被災者への支援を続ける隊員。撤収後も直ちに次の出動に備えて機械整備にあたる隊員など、勇気と真心、自己犠牲の精神で災害派遣活動にあたる多くの隊員たちを目の当たりにしました」
 午後には岩屋新防衛大臣の着任式が行われ、小野寺前大臣からの事務引き継ぎも行われます。自民党総裁選の期間中に安倍陣営から「辞表を書け」と言われたと発言して物議をかもした斎藤前農林水産大臣は、500人以上もの職員に見送られて役所を離れました。吉川新大臣のもとには午後に早速、農業団体や水産団体の会長らがあいさつに訪れる予定です。本番まで2年を切った東京オリンピック・パラリンピック担当の桜田新大臣は早速、日本パラリンピアンズ協会の幹部と会談しました。午後には組織委員会の森会長や小池東京都知事と会談する予定です。

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