日仏会談で反保護主義 力による現状変更にも反対[2018/10/18 05:55]

 ヨーロッパを歴訪中の安倍総理大臣はフランスのマクロン大統領と会談し、米中の貿易戦争を念頭に保護主義に対抗する姿勢を確認しました。

 安倍総理大臣:「両国は自由貿易の旗手として7月に署名した日EU・EPA(経済連携協定)、SPA(戦略的パートナーシップ)の早期発効を目指してですね、リーダーシップを協力して発揮していきたい」
 また、安倍総理はニューカレドニアなどに領土を持つフランスも太平洋国家だと位置付け、「自由で開かれた地域の発展に力を合わせたい」と呼び掛けました。マクロン大統領は「インド太平洋の均衡と安定は課題だ」と応じ、中国の力による現状変更を認めない立場でも一致しました。

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