憲法改正議論で自公 条文案の国会提示めぐり温度差[2018/10/19 23:27]

 自民党の下村憲法改正推進本部長は公明党の北側憲法調査会長と会談し、自民党の憲法改正4項目の条文イメージ案を24日に始まる臨時国会で示すことに理解を求めました。

 会談のなかで下村本部長は臨時国会で「自衛隊の明記」など、自民党の4項目の条文イメージ案を憲法審査会に提示したい意向を伝えました。これに対して北側会長は丁寧な手順を踏むよう求めたうえで、公明党として事前協議に応じることは難しいという認識を改めて示しました。会談後には、自民党の憲法改正推進本部の幹部と衆議院の憲法審査会の幹事らが新しい体制となって初めての会合を開きました。会合では公明党や野党側と丁寧に議論していく必要性があるとして、今後、与野党での話し合いの場を持つべきだという認識で一致しました。

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