きょうから臨時国会 野党は政治とカネ問題追及へ[2018/10/24 11:51]

 第4次安倍改造内閣が発足して最初の国会となる臨時国会が24日に召集されます。政府・与党は豪雨災害などの復旧費用を盛り込んだ今年度補正予算案の成立を急ぐ方針です。

 (政治部・吉野真太郎記者報告)
 安倍総理大臣はこの後、午後から所信表明演説を行い、残り3年の任期に向けた決意を表明します。政府・与党側として最優先の課題は補正予算案のほか、外国人労働者の受け入れを拡大する入国管理法改正案、そして、皇太子さまが即位される来年5月1日などを祝日にする法案を成立させたい考えです。また、安倍総理の悲願でもある憲法改正に向けた議論がどこまで進むかも焦点です。一方、野党側は来年夏の参議院選挙を見据えて、政権との対決姿勢を強めています。片山地方創生担当大臣の口利き疑惑など、政治とカネの問題で追及する構えです。臨時国会の会期は12月10日までの48日間です。安倍総理の外遊日程などが立て込んでいて審議日程が窮屈なため、早くも会期の延長論が取り沙汰されています。

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