外国人労働者受け入れ巡り自民内の調整難航[2018/10/25 19:11]

 政府がこの臨時国会で成立を目指している外国人労働者の受け入れを拡大する入国管理法の改正案について、自民党内の調整が難航しています。

 自民党・石破元幹事長:「人が足りないから、日本人が嫌がっているのがあるから、だから(外国人労働者を)入れるんだという話ではないと思っております」
 また、石破元幹事長は地方で人手が不足する一方、首都圏に人口が集中している状況があり、外国人労働者の受け入れ拡大とどう整合性を取るのか考えなければ「国民に説明がつかない」と指摘しました。また、自民党の法務部会では経済団体から積極的な受け入れを求める声が上がった一方、議員からは「治安が悪くなってしまう」といった慎重意見が出ました。部会での議論は26日にも終了する見込みですが、意見がまとまらず手続きが遅れる可能性もあります。

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