参院で代表質問 消費増税や“外国人労働者”で論戦[2018/10/31 11:47]

 国会は参議院で代表質問が行われ、消費税の引き上げや外国人労働者の受け入れ拡大などについて論戦が交わされました。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 公明党の山口代表がこだわっているのは低所得者への配慮です。消費増税に向けて景気対策も徹底するよう訴えました。
 公明党・山口代表:「軽減税率の対象とならない日用品など、飲食料品以外の生活必需品の消費税負担についても所得の低い人を中心に支援措置を検討する必要があります」
 安倍総理大臣:「ポイント還元といった新たな手法による支援については現在、詳細を検討中ですが、現場に混乱が生じないよう取り組む考えです」
 政府内では「プレミアム商品券」を配布する案も浮上しています。上乗せ率を前回の消費増税の際の2割程度よりも引き上げる方向です。例えば、2万円であれば2万4000円以上の買い物ができる形です。来月1日からは補正予算案の審議が始まります。野党側は内閣改造後の閣僚の資質を追及します。

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