片山大臣に辞任求める声も…補正予算案が衆院通過へ[2018/11/02 18:04]

 野党側は「政治とカネ」の問題などで大臣を追及しました。

 (政治部・佐藤美妃記者報告)
 もうまもなく、今年度の補正予算案は野党も賛成して衆議院を通過します。ただ、2日の議論のなかでは片山地方創生担当大臣への辞任要求も飛び出しました。
 立憲民主党・小川衆院議員:「もう逃れられないんじゃないですか。潔く自らの一連のことを認めて、辞任されるのが最善だと思います」
 片山地方創生担当大臣:「お尋ねの週刊誌報道によりお騒がせしている件については、大変、申し訳なく思っております。与えられた職務を粛々ときちっと果たして参りたいと思っております」
 安倍総理大臣:「しっかりと説明責任を果たし、同時に与えられた職責をしっかりと果たしてもらいたい」
 片山大臣の口利き疑惑を巡っては、野党側から「あっせん役の元私設秘書」とされる男性の参考人招致や予算委員会の集中審議を求める声も上がっていて、対決姿勢を強めています。ただし、今回の補正予算案に関しては災害対応ということで、野党側も与党に歩調を合わせた形です。この補正予算案は衆議院を通過した後に参議院に送られ、来週中に成立する見通しです。

こちらも読まれています