外国人労働者巡り安倍総理と論戦 立憲・蓮舫氏[2018/11/05 11:49]

 国会では参議院で予算委員会が行われています。野党側は外国人労働者の受け入れ拡大や、東京オリンピック・パラリンピック予算などについて追及しています。

 (政治部・岡香織記者報告)
 立憲民主党の蓮舫参院議員は外国人労働者の受け入れ拡大の基準や移民の定義について、安倍総理大臣を問いただしました。
 立憲民主党・蓮舫参院議員:「国連の広報によると、3カ月から12カ月の移動を短期的、1年以上にわたる居住国の変更を長期的、恒久移民と呼んで区別するのが一般的と説明。この期限のあるなしではないんじゃないか」
 安倍総理大臣:「私もかつて1年ちょっと駐在したことがありますが、そうすると私も移民になってしまうわけですよね。海外に出ている駐在員は全員当てはまっちゃうじゃないですか。ですからそれは違うんですね」
 また、蓮舫議員は外国人労働者の受け入れ拡大が日本人の雇用に影響するのではないかと質問し、山下法務大臣は「影響しないような制度設計にする」と明言しました。さらに、オリンピック関連予算を巡るやり取りでは担当の櫻田大臣が何度も答弁に詰まり、審議が止まる場面もありました。野党側は適材適所なのかと批判を強めていて、片山大臣の口利き疑惑などについて引き続き追及する構えです。

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