きょうも新大臣の資質を追及 補正予算は夕方成立へ[2018/11/07 11:52]

 参議院の予算委員会では2日目の審議が行われ、7日も野党側から新大臣の資質を問う質問が相次いでいます。

 (政治部・大石真依子記者報告)
 共産党の小池議員は片山大臣の政治資金の問題を問いただし、「大臣失格だ」などと追及しました。
 共産党・小池書記局長:「口利き疑惑が指摘されたり、政治資金収支報告、何度も訂正しなければいけない。こういう人に大臣をやらせていいんですか」
 安倍総理大臣:「説明責任を果たしながら、常に襟を正していかなければならないと考えております。片山大臣には与えられた職責をしっかりと全うしてほしいと考えます」
 また、国民民主党の足立議員は埼玉県にある片山大臣の書籍をPRする看板について、選挙活動目的で公職選挙法違反ではないかと追及しました。一方、外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案を巡っては、技能実習生の失踪が相次いでいることが議論になりました。新しい在留資格を持つ外国人の管理制度などについて、政府側から明確な回答はなく、「拙速だ」と野党は反発しました。災害からの復旧・復興のための費用を盛り込んだ補正予算案は7日に成立する見通しで、来週からは注目の入管法改正案の本格審議がスタートします。

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