辺野古移設問題 政府vs沖縄県 協議始まる[2018/11/10 05:55]

 アメリカ軍普天間基地の沖縄県名護市辺野古への移設を巡り、工事を進めたい政府と撤回を求める沖縄県の協議が始まりました。

 菅官房長官:「普天間飛行場の辺野古移設に関して、改めて双方の考え方を説明したうえで今後、月末に向けてできる限り話し合いの機会を設けることで合意をした」
 協議は9日午後、杉田官房副長官と沖縄県の謝花副知事の間で約1時間、非公開で行われました。基地の移設だけでなく、沖縄が抱える様々な問題について意見交換して、今月末を期限に打開策を探るということです。一方、沖縄県の玉城知事は外国特派員協会で記者会見し、辺野古への移設を断念するよう求める考えを改めて強調しました。
 沖縄県・玉城知事:「これから計画の変更が生じてくる度に(政府は)沖縄県知事の許可を求めなければいけません。その都度、この工事はストップし、何年かかるか分からないという事態に陥ってしまわないために今、我々はこの工事を今の段階でストップするべきであると訴えています」

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