片山大臣、収支報告書をまた訂正 野党「資質ない」[2018/11/14 11:46]

 片山地方創生大臣は政治資金収支報告書の記載漏れなど47件、540万円分を訂正したことを明らかにしました。野党側は“大臣の資質”がないと厳しく追及しました。

 (政治部・河村勇紀記者報告)
 片山大臣は謝罪はせず、「秘書が領収書の控えを取っていなかった」と釈明しました。
 無所属・今井衆院議員:「こんなに訂正があるのを私は見たことありませんよ。どうしてこんなに訂正だらけになるんですか」
 片山地方創生担当大臣:「秘書がその時の頂いた寄付の領収書の控えを取らなかった。そのまま秋に退任してしまい、その年の秋に着任した秘書が誤認をしてしまった」
 野党側は「訂正は3回目で、事務所の管理すらできないのに大臣の資質がない」として辞任を求めましたが、片山大臣は「反省して複数のチェック体制を取る」と述べて辞任を否定しました。また、サイバーセキュリティー法案を担当する桜田大臣からは「パソコンを使ったことがない」との答弁が飛び出し、野党側が適材適所といえるのかとあきれる場面もありました。内閣委員会では新閣僚の資質ばかりが問題になり、法案の審議が進まない状況となっています。

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