入管法改正案 “委員会審議”来週に持ち越し[2018/11/17 05:54]

 外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法案の改正案について、立憲民主党が法務委員長の解任決議案を提出したため、委員会での審議入りは来週に持ち越されました。

 立憲民主党・辻元国対委員長:「審議に資すると言っていたデータに間違いがあったわけだから、なぜ間違ったのか。きょうの審議はあまりに拙速だし、無謀であると」
 審議入りを巡って、野党側は失踪した技能実習生に関する聞き取り調査の結果を明らかにするよう求めていましたが、法務省が示した調査データがこれまでの説明と違っているとして、野党側は納得しませんでした。それでも葉梨法務委員長が審議を進めようとしたため、立憲民主党が委員長の解任決議案を提出しました。与党側は20日の本会議で解任決議案を否決したうえで、21日に委員会での審議に入りたい考えです。

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