クビ取る…意気込む野党が片山、桜田両氏に集中砲火[2018/11/21 11:50]

 衆議院の内閣委員会では、野党側が21日も片山地方創生担当大臣の政治資金問題を追及しました。

 (政治部・岡香織記者報告)
 野党は、片山大臣が開いた後援会の会合は収支報告が義務付けられている政治資金パーティーにあたるのではないかと追及しました。
 立憲民主党・逢坂衆院議員:「関西片山さつき後援会の設立総会をやって会費1万円頂いて、300人ほど集まったと承知。団体の収支報告書が明らかになっていないことがおかしいと」
 片山地方創生担当大臣:「政治団体としての届けもしておりませんし、個人が1回開いたものについて、その収支について私どもが知り得る限りではないということを申し上げているだけでございます」
 また、野党側は埼玉県などに設置されていた看板について、「条例違反ではないか」とただしました。片山大臣は「更新が切れていた時期は条例違反だった」と認めました。一方、桜田大臣は法律の上限を超える200万円のパーティー券の代金を受け取っていたことについて、すでに訂正したと説明したうえで、「政治家として育てたいという情熱のある人で、ありがたく受け取った」と述べました。野党のある議員は、「必ずクビを取る」と意気込んでいて、午後の委員会でも徹底追及する方針です。

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