国民民主が入管法改正案の対案 提出は状況見て判断[2018/11/21 20:01]

 外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案について、国民民主党は受け入れの上限や適切な給与の確保することなどを盛り込んだ対案を取りまとめました。

 国民民主党が取りまとめた対案では、受け入れ人数について「産業や地域ごとに明確な上限を設定する」ことを求めています。また、過酷な労働が問題となっている技能実習制度は「抜本的見直し」として廃止も検討するべきとしています。その他、日本人との同一労働同一賃金や日本語教師の確保などの検討を求める内容となっています。国民民主党は政府案への反対を決めていますが、対案の提出については審議の状況を見て判断する方針です。泉政調会長は、この対案について「具体的に政府に提案した『再検討要求法案』」であるとしています。

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