出入国管理法改正案 きょう衆議院を通過させる方針[2018/11/27 00:05]

 外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案を巡り、与党側は27日に衆議院を通過させる方針です。これに対し、野党側は大臣の不信任案などで抵抗する構えです。

 自民党・平沢衆院法務委理事:「この問題は議論したらきりがないんです。いくらでも問題点が出てくるんです」
 立憲民主党・山尾衆院法務委理事:「なぜ、あと2時間で質疑を終えるべきだと考えるのか、なぜそこまで議論が熟さずに成立を急ぐのか」
 与党側は午前に委員会で2時間の質疑を行った後、採決に踏み切る方針です。野党側は「法案が生煮えなのに審議が拙速すぎる」と採決に反対していて、山下法務大臣の不信任決議案を提出して徹底抗戦する構えです。しかし、与党側は午後の本会議で不信任案を否決し、委員会を再開して法案を可決したうえで衆議院を通過させる方針で、与野党の攻防はヤマ場を迎えます。

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