護衛艦「いずも」の空母化検討 防衛大臣が表明[2018/11/27 12:42]

 岩屋防衛大臣は新たな防衛大綱を年内に策定するにあたり、護衛艦に空母機能を持たせるなどとした方針を明記する方向で検討していることを明らかにしました。

 岩屋防衛大臣:「せっかくある装備なので、できるだけ多用途に使っていけることが望ましい」
 岩屋大臣は、自衛隊の護衛艦「いずも」に空母の機能を持たせるための改修や、垂直に着陸できるステルス戦闘機「F35B」の導入について、「検討している」と明らかにしました。尖閣諸島の防衛を念頭に、基地から離れた場所でも戦闘機部隊の展開を可能にする構想です。ただ、空母を護衛する部隊など多くの装備と費用が必要になるほか、「専守防衛の範囲を超える」との批判を呼ぶ可能性もあります。防衛省は、年末の防衛大綱の策定に向けて最終的な調整を進めています。

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