5年間の防衛費が過去最大 27兆円台半ばで最終調整[2018/12/13 11:58]

 2019年度から5年間の防衛予算の大枠となる中期防(中期防衛力整備計画)について、政府が過去最大の27兆円台で最終調整していることが分かりました。

 関係者によりますと、次期中期防は現行の計画から約2兆円、増えて過去最大の27兆円台半ばになるということです。いずも型護衛艦の空母化改修費用やステルス戦闘機F35Bの取得費用のほか、陸上配備型のミサイル迎撃システム「イージスアショア」などが予算全体の総額を押し上げました。アメリカのトランプ大統領が日米の貿易収支を問題視していることから、アメリカの装備品の輸入を優先したことも要因の一つとみられます。政府は来週の閣議で防衛大綱と次期中期防を決定する方針です。

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