レーダー照射で河野大臣「韓国政府一丸で対応を」[2018/12/23 18:41]

　韓国海軍の艦艇が自衛隊機にレーダー照射した問題で、河野外務大臣は24日に行われる外交当局の局長級会談で韓国側に適切な対応を求める考えを改めて示しました。

　河野外務大臣：「日韓関係を前向きに進めるためにも、（韓国）政府一丸となった対応をお願いしたい」
　日本海で21日、韓国軍の艦艇が海上自衛隊の哨戒機に攻撃前に位置を測るための火器管制レーダーを複数回にわたって数分間、照射しました。韓国側は「哨戒機を追跡する目的で使った事実はない」と発表しています。24日の局長級会談に出席する外務省の金杉アジア大洋州局長は23日午後、ソウルに向けて出発しました。協議に先立ち、金杉局長は「外交当局間で意思疎通をしていく」と述べました。